会計士の転職事例 特別インタビュー:あらた監査法人 佐藤政人さん|会計プロ.net

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会計士転職事例


会計士転職事例 特別インタビュー

佐藤 政人さん あらた監査法人 財務報告アドバイザリー部 シニアマネージャー

内部監査のため、世界各地を飛び回る
監査法人ではどんな仕事を担当されたのでしょうか。
 日本企業の海外子会社の内部監査をする仕事です。リスクマネジメント、コンプライアンス関係のコンサルティングなども含みます。メーカー出身ということもあり、担当するクライアントの大半がメーカーです。東南アジア各国、米国、中国、英国、ドイツ、アラブ首長国連邦など、世界各地を飛び回る仕事で、年間のうち半分くらいは海外で過ごす年もあります。

 内部監査はおおむね1週間程度の日程で現地に赴いて行います。総務、人事、経理、購買、営業、ITといった部門が、きちんとコントロールされているかをチェックするのが主な役割です。提携しているプライスウォーターハウスクーパース(PwC)の現地法人と協力して、インタビューを実施したり、書類を調べたりして調査を行い、帰国後に報告書にまとめてクライアントに提出します。

 企業の成熟度、あるいは国の経済発展の段階によっても異なりますが、まだ内部統制の制度が十分でないことが多いですね。そもそも規程がない、制度がない、システムがないというケースが多い。また、ある業務について作成から承認まですべて一人でこなす仕組みになっている、というケースもあります。そこで「こういう規程を作る必要がありますよ」とクライアントにアドバイスするわけです。ただし、その提案をどう受け止め、どう実行していくかはクライアントに委ねられます。なお、現在はJ-SOX 法に関連して、内部統制の経営者評価の支援業務も手がけています。
ストレートに結果のでる環境に満足
仕事の面白味はどんなところに感じていますか。
 転職の動機であった「仕事の成果が自分の評価にダイレクトに返ってくる」という環境は、十分に満たされています。調査の仕方、報告書での指摘などについてクライアントが満足しなければ、次回の仕事はいただけません。次回も声を掛けていただければ、それはある程度評価していただけたことを意味するわけです。非常にストレートに結果がでる環境にあって、大変やりがいを感じています。所属する組織は、中央青山監査法人から、あらた監査法人に変わりましたが、PwCのメンバーファームとして活躍できるフィールドは同じように世界に広がっているので、この点でも大変満足しています。

 とはいえ、すべて順風満帆というわけではありません。コンサルティングを希望して入ったわけですが、実際にコンサルティング経験があったわけではないので、ノウハウや知識で足りないところは多々あります。品質管理の面で上司から厳しい指摘を受けることもあります。ただし、それは当然のことであって、一つひとつ学んでいきたいと謙虚に思っています。